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JaTTS研修会  講演 人を育てるとは~保育の仕事について~

1月23日(土)秋葉原の
富士ソフト株式会社・アキバプラザ6F・セミナールームにて

齋藤一紀先生を講師に、 

保育の仕事とは何か? 
私たちは日々どのようにこども達を育てていったらよいか? 
講演をしていただきました。

20160123 21

東京地方は午後雪が降るという予報で、
寒波が日本中を襲う冷え込んだ朝でしたが、
会場は59名の参加者でいっぱいになりました。

日本総合的セラピー研究会(JaTTS)の東敦子事務局長の挨拶のあと、
齋藤先生に1時間半続けて話していただきました。

先生は玩具屋さんとして、講師として、
300~400くらいの保育園とお付き合いがあるとのことですが、
たくさんの保育園を見ていくうちに、

保育の方法は実に様々で色々なのに対し、
問題や課題はどの園も共通しているのではないかということがわかってきたそうです。

斉藤先生が感じておられる共通の問題や課題とは。

『子どもの発達』ばかりに目が行きがちで、
その前の段階にある『子どもの安心→自信→意欲』への取り組みが、
あまり重要視されていないのではないかという点でした。

子どもの安心・自信・意欲は具体的に、
どのようなことを意識しながら保育していけば育つのか。
当たり前の毎日同じように繰り返される日常生活の安定のうえに成り立つ安心。
人が日によって変わったり、毎日の日課が安定していなかったりしてはいないか。

何かができた、と子どもがきらりとした時、
しっかり見逃がさずほめることで、
子どもが自分を肯定的に受け止め、
自信をつけて生活できるように意識しているか。

私たちが普段あまり意識しないで行っている部分の言葉のかけ方や、
子どもの行動の見方などについても、
客観的に振りかえることができました。

終盤では、
子どもの絵について絵の専門家でもある先生から、助言をいただきました。

子どもが自由に絵を描くことは、
いま心のなかにあるものを、
言葉(会話)に変換するのと同じような意味合いがあるとのこと。

上手に描けるという視点ではなく、
頭の中にある体験の映像を、子どもたちがのびのびと自由に描けるように
保育の中でも意識して行ってほしいということでした。

ざっくりとかいつまんだまとめとなりましたが、
先生のお話は分かりやすく、
明日から改善していこうという気持ちがわいてきました。

発達はおまけのようなもの。
その前にいたる安心・自信・意欲への取り組みを
丁寧に意識しながら保育を行っていこうと思います。


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JaTTs5周年記念研修会 「おもちゃインストラクター養成講座」

2015年9月13日(日)かつしかシンフォニーヒルズにて.
東京おもちゃ美術館おもちゃコンサルタントの岡田哲也先生をお招きして,
「おもちゃインストラクター養成講座」が行われました。
当日は、保育園や障害児施設の先生方などあらゆる職種の方々83名が参加されました。

1-1講師・岡田先生、アシスタント・木村先生 2-1講義 2-2講義 

おもちゃインストラクターとは、
認定NPO法人日本グッド・トイ委員会が主催する講座を受講し、
子ども達のあそびの世界を広げるサポートをするための
スキルを身につけた人に与えられる資格です。

岡田先生は、インストラクターの役割として4つのポイントを挙げられました。

①周りの人が少しだけハッピーになれる行動ができるようなあそび心を持ち、
自分自身が楽しむことが大切であること。

②あそぶ際にはたくさん手を使用し、
おもちゃを触って確かめながら見ただけではわからないことを感じること。
また、手を使用しながらあそぶことで子どもの手指の機能を向上させ、
日常生活動作へつなげていくこと。

③コミュニケーションをとりながらあそぶことで、子どもの社会性を育み、
また、「気づける人になろう、発する人になろう」という言葉の通り
自分自身のコミュニケーションを豊かにさせること。

④あそびに対してのアレンジ力を身につけ、
一つのあそびにも様々な側面があることに気づき
1を知ったら10に膨らませるというように柔軟な発想力をもってあそぶこと。

あそびの重要性を社会に広めるためにも、
まずはおもちゃを見る目が養われた人が良いものを選び発信し、
そのおもちゃを使える人を増やしていくことが必要であり、
その一端を担う役割を持っているのがおもちゃインストラクターである
というお話もされていました。

2-3講義 1-3講師おすすめおもちゃ 4-1ゲーム体験

また、英語で子どもがあそぶことを表すplayとプロの野球選手やピアニストのplayが
同じであることから、その二つには
“全身全霊で取り組む”という共通点があるのだというお話がとても印象に残りました。

講義の中では、画用紙や牛乳パック、新聞紙など
身近な材料を使用した手作りおもちゃの制作や
「かえるさんジャンプ」や「てんとうむしジャンケン」などの
グッド・トイ委員会が選定したグッド・トイを使ってゲーム体験が行われました。

5-2おもちゃ製作 5-3おもちゃ製作 5-4おもちゃ製作発表会

手作りおもちゃの制作では、
子ども達が繰り返しあそびたくなるポイントについてのお話があり、
それは、アクション・チェンジ・サウンドであるということでした。

今回作った「箱カメラ」と言うおもちゃにはその3つの要素が全てつまっており、
実際に講義が終わった後に子どもたちとあそんでみると目を輝かせる子どもがたくさんいました。 

3-1ゲーム体験 3-2ゲーム体験 3-3ゲーム体験

ゲーム体験では、ゲームの待ち時間の間に
他の参加者の方がどのようにプレーをしているのかをよく観察しながら行うと良い
というアドバイスをいただきました。
それは、日常生活で子どもがあそんでいる時にも
関心の示し方やあそび方など一人一人の違った反応を見逃さないように努めるという意味でも
重要なお言葉でした。

4-2ゲーム体験 4-3ゲーム体験 4-4ゲーム体験

今回の講義では、楽しんで参加することや参加者同士の交流を大切にする
岡田先生の姿勢がとても印象に残りました。
あそびやあそびのなかのコミュニケーションを通して
子どもが様々なスキルを身につけていけるように支援する立場として、
まずは私たち自身が楽しむことや子どもの目線に立ち返り物事をみる大切さを
改めて気づかせてくださり、
また、日々の保育の振り返りにもなったとても実りの多い研修でした。

のぞみ牧場学園 保育士 鴇田悠衣

JaTTS研修会  「子どもへのまなざし」 ~乳幼児の保育を考える~

2015年1月24日(土) かつしかシンフォニーヒルズ 別館4階 研修室にて
「子どもへのまなざし」というテーマで研修会が行われ、52名の参加がありました。

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まず日本総合的セラピー研究会会長の北村直人先生からご挨拶をいただき、
その後、保育実践DVDを視聴し、グループディスカッションのなかでその感想や意見を出し合い、
「子どもとの関わりをどう考えるか」「大人の関わりはどうあるべきか」等、
自分の保育の実践を踏まえながら気づきや疑問点を話し合い、
乳児の保育を深める研修となりました。

保育実践DVDは、東京家政大学ナースリールームの、
日常の子ども達の遊びの中での関わりの様子が撮影されており、
トラブルの場面での子ども達の心の動き、保育者の対応、言葉がけなどを検証し、
自分たちの保育と比較検討しながら、乳児保育のありようを学びました。

6グループに分かれてのグループディスカッションは1時間行われ、
いろいろな感想や意見が出され、活発な話し合いとなっていました。
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その後、グループでの話し合いをまとめて、全体への報告となりました。
DVDの中の関わりを踏まえた気づきとしては、
・保育者の声のトーンの穏やかさがあり、子どもは自分の気持ちに寄り添ってもらったことで、安心し、気持ちの切り替えが出来たのではないか。
・保育者に対する安心と信頼の土台があって、子ども達は自己発揮できているのではないか。
・日頃からの大人と子どもの信頼関係に支えられ、個性に応じて対応することの重要性を感じた。
・トラブルの場面ではお互いの気持ちの代弁や、否定的でない言葉がけを心がけることが大切である。どんな子どもに育ってほしいかを見定め、社会的に生きていくスキルを身につけ、先を見通してた言葉がけをしていく。
・子どもの力を信じ、待つこと、見守ること難しさと大切さを感じた。
・個々の子どもの育ちの目標を見据えて、場面場面での対応が重要である。

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以上、まとめの抜粋です。

最後に津田望先生から、このDVDから私たちが学ばねばならないことは、
一言で言うと「保育士がしっかりと子ども達を見ていることの大切さである」
という言葉も印象に残りました。
子ども達の関係性を把握する洞察力、保育者のゆとりある対応、
理性的に判断する力、それが土台にあることで、
「子どもへの やさしい あたたかな まなざし」が向けられるのではないかと
話がありました。

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新人保育士からベテラン保育士、異職種の方々の意見交換のなかで学び、保育の悩みにアドバイスをいただいたり、また日々の保育の振り返りにもなった学び多い研修でした。

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2014年5月 総会・特別講演・YG会が開催されました

5月17日、帝京科学大学・千住キャンパスにて、研修会が行われました。

2-3 会場

社会福祉法人のゆり会が5月にオープンした「のぞみワークショップ」の相馬渉子所長より事業内容や日課について紹介があり、続いて津田望のゆり会理事長の特別講座「のぞみビレッジにおける総合的セラピーの展望」がありました。

2-2 特別講演 相馬氏 2-1 特別講演 津田氏

のぞみ牧場学園の隣地に建てられたワークショップの建物は、内も外も明るく、トイレの標識までうっとりするほど素敵です。基調の色はオレンジ。「みなさん、オレンジ、オレンジですよ、言ってみてください」に「オレンジ」とぼそぼそ小さな声で言ったものの、望先生の「オ・レ・ン・ジーそう、お・れ・ん・ち・なのです!」にハッとしました。建物の周囲の色とりどりの花壇、光降り注ぐ中庭のピロティ、平屋の暖かな感じの建物は、まさに「オレんち」としてのワークショップであるのですね。

望先生は、ワークショップはのぞみビレッジの構想のうち4分の1であること、これからまだ4分の3のなすべきことが残っていること。これまでは、のゆり会の施設に通っている子どもは約1000人であったが、これからは成人の利用者も1000人になるであろうと話されました。

「発達的観点からのセラピー研究会であったが、2014年5月からは成人が入ってきたことにより<即生活に必要なスキルを生活に密着して教えることによりQOLを上げる>サバイバル・スキルについて考えていかねばならない。」理事長の言葉は保育・教育に携わる者にとって大変重い意味をもってひびきました。「発達期以上の人の臨界期に挑戦したい」という力強い言葉が今も耳に残っています。

また、望先生はスキルを分類され(パタニング・レジャー・運動・生活習慣 等)、楽しくなければスキルも身につかない、と言われました。保育においても、子どもは楽しいと感じるときに発達するのだと常々感じていましたので、のぞみビレッジの目指すところと保育園の保育の“近さ”にびっくりしました。もっと勉強したいと思います。

YG会では、最初の自己紹介だけでも「ゆっくり聞いてみたい」と思うところがたくさんありましたが、時間がないので1月の保育・教育部会のテーマを中心に話を進めていきました。いろいろな施設、職種の参加するこの部会ならではの活動を行っていきたい、と皆思っていることが確認できたYG会でした。

4 YG会 C1
4 YG会 C2

 (文責・原純子 のしお保育園)

菊永氏講演

2013年5月11日(土)1:00から日本総合的セラピー研究会の総会があり、その後、特別講演がありました。今回は社会福祉法人東京愛育苑 金町学園の児童指導員の菊永ふみさんの講演でした。金町学園は、聴覚障害児の小学校1年生から高校生までの21名の子どもたちが生活しています。
今回の講演は、そこで働く今年4年目の菊永先生の生い立ちから現在の児童指導員となるまでの道のりをお聞きし、聴覚障害の理解を深めるというものでした。菊永先生は、たくさんのエピソードを織り込みながら自分の生い立ちを話してくださいました。
2-1講師 菊永氏 2-2手話通訳 内堀氏
菊永先生は、両親と兄の3人家族で、赤ちゃんのときに音に反応しなかったり、名前を呼んでも振り向かなかったりしたことで、両親が難聴を疑い、検査してもらったところ聴覚障害が判明したのでした。
聴力レベル122,5dB 左112,5dBでしたが、左耳の高音域(4000Hz、8000Hz)が80dB~90dBと比較的聞こえやすいということで、1歳の時から、帝京大学付属病院耳鼻咽喉科内言語室で言語訓練を週二回受ける毎日が始まりました。(この聴力はまったく聞こえないということではなく、あいまいな歪んだ言語、音として聞こえるということで、菊永先生は、話すときは手話と一緒に言葉でも話してくれていました。)

まずは乳幼児期の言語訓練です。基本的には絵カードを見て、名詞と発音を学んでいくというものでしたが、病院での言語訓練のときも、お母さんが付き添ってその訓練を学び、家庭でも同じように絵カードを使った生活であったそうです。文字が書けるようになると、日記も書きはじめたそうです。お母さんがそれを読んでくれて言葉の使い方や「て、に、を、は」をチェックしてくれたり、言葉の言い回しなども細かく教えてくれたそうです。
お休みの日には外にたくさん出て行って、買い物をしたり、旅行や山登りなどたくさんしたそうです。経験したことを言葉として認識することで、生きた言葉になったといいます。たとえば山に登った時には「すがしがしい」「気持ちいい」という言葉を体で感じたといいます。
菊永先生が、乳幼児のあの言語訓練があったから今の私があるとおっしゃっていたのが印象的でしたし、お母さんの時には厳しく、そして愛情深い関わりがあり、家族の支えがあったことに、感謝の気持ちを述べられていました。

小学校時代は地元の小学校に週2回通って、学んだそうです。小学4年生くらいまでは、先生の援助や友達との関わりの中で、努力すれば何でもできると思える楽しい学校生活でしたが、自分のなかで限界を感じ、聴覚障害であることを強く認識したのが、5-6年生の頃だったそうです。
こんなエピソードがありました。仲のいい女友達の中にはいるが、友達の会話などがまったくわからず、みんなが何で笑っているのかがわからない。自分がぽかんとしていると、友達が説明してくれてみんなが笑っていた理由はわかった。そんな中でわかったふりをして笑っている自分がいやだったし、友達の中で「ありがとう。」と「ごめんね。」だけしか言っていない自分がいて、はじめて難聴をマイナスに感じたという。このときのどうして障害を持ってしまったのかと落ち込んだそうです。今まで努力すれば何でも出来ると可能性を信じていた自分に、限界を感じて落ち込んだ菊池先生の心の痛みは計り知れません。

しかし菊永先生は、基本的に前向きな明るいポジティブな性格でした。これから普通学校に進学するのではなく、ろう学校に入ることを決意しました。
ろう学校でよかったことは、手話を使って話すことで精神的な安定につながったこと、人間関係の基本、人とつながることの大事さを学でたそうです。自分の性格などを客観的に見られるようになったことで、小学校時代に友だちとケンカしていやだったことも、自分の言葉が足りなかったり思いやりが足りなかったりしたことが原因にひとつだと、振り返ることができたといいます。
そして、これからの自分の人生を考えた時に、大学に進もうと決めました。浪人時代もありましたが、友だちが講師の先生の話をノートに書いてくれたり、通訳してくれたりしたこともありがたかったといいます。大学では人間科学科で学びました。大学では情報保障と言って、ノートテイク〈今ではパソコンテイク〉と手話通訳が受けられたそうです。とはいっても大学の専門的な知識を自分のものにする努力は想像に難くありません。その話を聞いた時には、菊永先生の探究心の深さに尊敬の念をもって涙が止まりませんでした。
大学ではボランティアサークルに入っていたそうです。その活動は、
・ 手話パート
・ 子どもの町パート(児童養護施設の子ども達と遊ぶ)
・ 点字パート
・ 知的障害者と遊ぶ
でした。こうしたボランティアサークルの活動の中でたくさんの学びがあり、自分の経験と力を生かし、役立てたいということで、現在の職場に就職したということでした。
4年間の仕事の中で、菊池先生は、子どもと関わる事の難しさ、子どもへの指導や接し方の難しさを感じたといいます。指導が上手く伝わらず子どもから反感をかった事もあったといいます。金町学園には難聴の子どもだけでなく知的障害の子どもや色々な障害を併せ持った子どもたちもいるとのこと、その中での対応の難しさを感じてるといわれました。
また金町学園を卒業して社会に出て行って自立している人もいるが、就職して生活していくことの難しさに直面している人がいたりするので、その支援もしていきたいと話されていました。
この講演を聴いて、もっと金町学園のことが知りたくなりました。金町学園は、平成27年度に社会福祉法人のゆり会に加盟し、東京のぞみ学園になる事が決まっていますが、私たちも金町学園との交流をもっていきたいという思いになりました。
法人交流会では、施設見学の企画もされているので、ぜひ金町学園を見てみたいという思いになりました。



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